セミナーアンケートでも質問に回答

2022年8月11日・21日・10月8日、一休のひらめき様主催セミナーの感想アンケートでいただいた質問にお答えします。

Q: 寝具購入や相談するプロセスが知りたい。

各コンサルおよび寝具選定・製作購入のメニューがありますので、円山さんにご相談内容をお伝えいただければ大丈夫です。また私のメールに直接「一休のひらめきセミナーの参加者」と入れていただいてご相談内容を入れていただいても大丈夫です。

Q: 靴下を履いて寝るのは良いかどうか。

睡眠の専門家で靴下は履かないで眠った方がいいという方は多いです。体温は手や足から熱を発散させます…眠気が来るということは身体の深部温度が下がるのに比例するので、子供の手足を触って温かいと「そろそろ眠くなってる」というのはそういうことなので確かに履かない方がいいわけですが、素足が冷えるなどで眠れないなら靴下を履いて眠れた方がいいに決まってますね。睡眠は満足度が全てですから。
靴下を履くのであればウール100%の登山用のソックスで大きめのものを履くといいです。大きめのサイズにする理由は、眠っている間に足が温まって来た時に無意識に足を擦り合わせて脱げるからです。特に冷え性で朝まで履いたままの方は、素材はウール100%がいいです。ウールは湿気を吸うのとそれを発散させる両方の力があります。綿や化学繊維は吸湿性はあっても発散性がないため、吸った湿気が冷えて足を冷やしてしまいます。プロの登山家の着るのもはほとんどがウール100%だそうですが、ヒートテックや綿素材だと逆に身体を冷やして命取りになるからですね。ウールでなければシルクも動物性繊維で同じ機能を持っていますが、コスパから見ればウールがいいかと思います。

Q: 汗かきなので、夏場にお薦めの枕の素材はあるか?

枕を季節で変えるより、夏場は薄手のタオルなどを巻いて寝汗が枕に当たらず、肌ざわりもベトつかないようにされた方がいいです。また枕は早めに新しいものに買い換えるのがベストのアイテムですので、汗っかきの方は特に2年くらいで変えた方がいいですね。ダウンのような柔らかい素材のピローがお好みの場合も同じです。もしクィックで交換するのであれば安価なポリエステルわたを使い捨てにされた方がいいでしょう。

Q: 寝具・シーツのお手入れ方法

寝具アイテムのメンテナンスは素材やアイテムによってことなりますので、いつかセミナーのテーマにしてちゃんとお伝えできたらと思いますので円山さんにリクエストしてください。
布団の場合、ダウン・ウール・シルク(真綿)など動物性繊維の布団は基本的に何もしなくていいです。日干しの必要もありません。日干しを頻繁に行うと紫外線で生地が傷むのと日光で側生地の綿素材の必要な油分以上に乾燥させてしまうので生地が劣化します。
綿わた・麻わた・ポリエステルわたなど植物性繊維や化学繊維は素材自体に湿気の発散性がないので日干しが必須です。生地が同じように痛みますが、中材のメンテが優先ですので布団の寿命も短いと考えてください。
但し、真夏に布団の生地が汗で濡れた場合は10~20分程度日干ししてください。あくまで生地がシットリ濡れた場合のみです。ベッドでお使いの場合は、身体に付いた面を表にしてそのまま放置すればOKです。
ベッドリネン(カバーやシーツなど)は夏場は干す時に手で揉んでわざとシワを多くして乾かすと、夏場はサラッとした肌触りなり、冬場は逆にシワを伸ばして肌への密着度を上げるといいですね。またポールに2つ折りに干す場合は、前後段違い(前より薄ろを長く干す)にして干すと乾きが早くなりますよ。枕は素材によりますが、頭の脂や汗はつくアイテムですので室内での陰干しでいいです。ベッドでお使いの場合はそのままでOKです。

Q: 年齢が高くなってきての睡眠の注意点

セミナーでもお話しましたが、日中に肉体疲労を貯めることが最も重要です。特に午前中に十分肉体疲労を貯めることです。
ヒトはメカニズム的に45歳から深い睡眠が取りにくくなり始め、70歳を超えると深い眠りであるノンレム睡眠(脳を休める)はほぼなくなります。特にその落ち方は男性は顕著です。これは女性は仕事をお持ちでも家事をするからだと私は考えています。男の家事はやってるといってもお手伝いレベルですので、男は年をとったら特に家事で労働疲労を貯めること…「60歳過ぎたら家事分担は逆転させる」これは私の持論です。女性はなだらかに落ち始め、やはり70歳過ぎると深い眠りはほぼなくなります。女性はメンタル面でストレスを感じさせないように、自分のストレス発散方法を見つけることが睡眠に直結します。

Q: 脳疲労の解消法

脳の疲労は目から入る画像としての情報で左右されます。脳疲労の簡単な解消方法は、目を閉じて目からの情報をシャットアウトすることです。昼寝ができなくても1分間目を閉じているだけでかなりの効果があります。
また睡眠不足が続くと脳に疲労が溜まり、それで溜まりすぎると爆睡してしまうんですが、これは睡眠不足を補うための「爆睡」というより脳が耐えきれなくなって気絶するのに近い状況と考えられます。睡眠不足が続いて朝疲労感を感じるようになったら、10分間ゆっくり階段を登り降りすると脳が覚醒して脳疲労は解消されます。

Q: 体格に合わせた敷寝具選びの注意点

長時間体を支えるアイテムですので、寝返りが打ちやすいかどうかと安堵感(ホッとできる)を感じるかどうかが敷寝具選びのすべてです。よく体重、身長、性別などでチャート化して自分に合ったベッドマットが一瞬で選べるようにしているところもありますが、これは売るための洗脳ですね。体格、筋肉量、皮下脂肪量、昼間の身体の使い方(仕事内容)で骨格や寝姿勢、寝相がお一人お一人違いますので、一般論での体格に合わせた寝具選びはほぼ無意味かと思いますよ。

Q: 季節による睡眠時間の違い、温度が睡眠に与える影響は?

日が長い春夏はいつもより睡眠時間は短くなります。日本人の80~90%はバイアブルスリーパー(四季がある国に生きているから)ですので、睡眠時間は短くも長くもできる人がほとんどですので、自然の摂理での睡眠時間の減少は特に問題ないと思います。温度に関しては、個人差がかなりあります。ご自分の感覚で夏は秋くらいのに…冬は春先くらいに室温を調整するといいです。そうするとパジャマは通年長袖長ズボン、掛け寝具は3シーズン用程度のボリュームで通年眠るということなりますから、身体は冷えすぎず、寝具も傷まないので一石二鳥ですよ。

Q: アレルギーの人が使った方がいい素材は?

皮膚および呼吸にアレルギー症状が出る方は、寝具の素材が気になりますよね。「アレルギー用寝具」と表記されているものは心地よくないものがほとんどですね。まずアトピーや皮膚炎症出やすい方は、特にベッドリネンの肌触り(皮膚と布の摩擦)に注意してください。織り方や糸の細さで肌への刺激が違いますので、肌触りに敏感な「二の腕の内側」や「首」に布を付けて刺激の強いものは避けた方がいいです。シルクも安価なものはザラッとしてますので、あくまで「肌触り」でお選びください。
喘息など呼吸に症状が出る方は、寝具の中材から出るホコリが気になると思います。アレルゲンは人によって異なりますので、アレルギー専門医の検査で何に反応するのかを特定しないといけませんね。ホコリは短くなった繊維ですから、どの繊維がアレルゲンかでその素材は避けるということになりますが、私は極度のアレルギーで繊維はウールは反応しませんが羽毛には反応しアレルギー性喘息と鼻炎の症状がでます。しかし、羽毛布団を使っています。寝具は中材は生地に包まっているので製造工程や中わたの洗い工程を徹底するとアレルギー反応はでないことがありますので、寝具を顔に近づけて試す以外ないです。
また、ダニの死骸やカビ胞子、犬猫のフケなどのアレルゲンはホコリに付着して、それを吸い込むことで呼吸器のアレルギー症状のを起こしますが布団の中わたには実はダニの死骸やカビ胞子、犬猫のフケなどのアレルゲンになる物質はないんです。それは原料から布団の中わたに生成する工程で120度以上の温度で乾燥させ、繊維を引っ掻いてほぐして中わたにするためダニや胞子は死滅し、引っ掻きほぐす工程で短繊維やダニの死骸などはほとんど床に落ち落ちてしまうからです。ですから、寝具の素材選びに注意するより、室内の清掃と換気・通気に心がけることが最も大事です。

Q: 1つの寝具に2人で寝る場合、どう調整したらいいか?

私もダブルベッドに2人寝です。敷アイテムについては、マットは長時間骨格を支えるアイテムですのでフィッティングしてお二人が違う硬さだった場合は硬い方を選んだ方がいいです。そしてベッドパッドのボリュームを上げて弾力を加味し、もう一人の方の寝姿勢や動きをみながら調整します。
掛布団は1サイズ大きめにすること。寝返りのタイミングが違うので、大きめでないとどちらかに布団を取られるため、取られまいと強く布団を抱きしめて眠ることもあって睡眠中も力が入っている状態になりますので。

Q: 今使っている寝具について聞きたいのだが?

いつでもお聞きください。訪問して実際に寝具を拝見してジャッジしたりコンサルティングも可能です。訪問コンサルの場合は若干費用をいただきますが、いつか寝具を買い換えられる時、私にご依頼頂いた場合は寝具の料金よりいただいたコンサル費用は差し引きさせていただいています。

Q: 音楽は睡眠に影響があるか?

いろいろ試しましたが眠りに落ちてからの音楽は大きな影響は特にないと考えますが、嫌いな音楽やノイズは不快感が耳から入るので気持ち良い起床にならなかったですね。
音楽はリラックス(安堵)するためには香りと同じように重要ですので入眠をスムーズにしてくれます。ですから、就寝前から入眠までは2つの「音」を組み合わせるといいです。
1つは大好きで何度繰り返し聞いている音楽を掛けること。自然に聞き流せることが大事です。もう一つはそれに一定のリズムを刻む環境音(ノイズ)を同時に流すことです。例えば「波」や「川の流れ」の音などはいいです。一定のリズムを刻むノイズは自然に呼吸を整えてくれます。
またアンビエントというジャンルの音楽があります。当たり外れはありますが、もともと視聴を拒否するように作られた曲ですのでビートやリズムがなく、曲が記憶に残らないよう作曲されています。アンビエントはブライアン・イーノが提唱した70年代の音楽運動で、当時のディスコの個室で掛けられていた音楽で、大音量で踊って疲れた耳や身体をゲストルームに戻って癒やす目的で使用されていました。現在は新宿のOZONEで流れている曲はアンビエントです。嫌いでなければ環境音楽には最適だと思ってます。

以前ブログに書きましたのでよかったら読んでみてください。
https://al-jabr.co.jp/archives/9224
https://al-jabr.co.jp/archives/9222

AfterTalk:

睡眠不足を感じて休日にたっぷり眠りたい…時の方法を+1でお伝えします。

●休日の寝坊はNG。休日でも起床時間は平日と一緒の時間にすることが重要です。昼寝は30分以内でないと夜のメジャースリープに影響します・・・が、一つ方法があります。それは平日と同じ時間に起床し、食事をした後二度寝すること。午前中の仮眠は夜のメジャースリープには影響しないとされています。睡眠不足を感じる時は休日に寝坊するのではなく、午前中に二度寝しましょう!これは年齢に関係なくです。

●睡眠の本当の目的は「DNAのデーターコピーミスした不良細胞の自爆である」ということをお話しました。追加補足ですが、睡眠中にリンパ球がそれを発見しP53遺伝子を使って自爆せず生き残る不良細胞があります。ですから不良細胞が活発化して癌細胞に向かわないよう7~8時間睡眠だけでなく、癌細胞が嫌いな体内環境を作るように生活に心がけてください。
【癌の予防】
1:7〜8時間の睡眠時間を確保する。
2:有酸素運動をする(声を出して笑うだけで1笑い=3,000個の癌細胞が死ぬそうです)
3:甘いものを取らない(癌細胞は糖分が大好きです)
4:身体を冷やさない(特に夏は靴下(クルブシの上までの)を必ず履き、熱めのお風呂に10分以上浸かる)

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