疲れて爆睡するならショートスリーパーではない!

いつもビジネスやエンタメにチャレンジし続けているキンコン西野亮廣さんとYouTubeやインスタライブ、twitterスペースなどで精力的に暴露発信を続けているガーシーこと東谷義和さん・・・このお二人、どんだけ忙しいんだろうとファンとしては健康が心配になるわ。睡眠時間は3〜4時間くらいな感じだし、メジャースリープは2時間くらいであとは仮眠で補っているみたいだ。ガーシーさんは配信で「昔からショートスリーパーだったから」と言っているし、西野さんはネット上での睡眠専門家との対談で「西野さんはショートスリーパーです」と専門家に言われていたが、本当にそう?オレは違うと思うぞ。

そもそもショートスリーパーは遺伝子で決まる。カリフォルニア大学神経科学科の近年の研究で、ショートスリーパーには睡眠に関わる遺伝子に変異があることが分かっっている。
つまり、ショートスリーパーは本来身体が必要とする睡眠時間が短くて済むように出来ている人のこと。その数は人口の1%程度らしく、日本なら100万人くらいという計算になる。ときどき爆睡する…とか、気がついたら寝落ちして長時間眠ってしまった…などということはショートスリーパーではないはずだ。
明石家さんまさんは、帰宅してもほとんど眠らず、翌日そのまま収録に向かうからいつ眠っているか分からないという話を聞くが、常に短眠であっても全く日中の活動に影響がないとい(ホントのところは不明だが…)うことだからショートスリーパーってことになるだろう。

疲れると爆睡するのはバリアブルスリーパー

西野さんもガーシーさんも時々「爆睡しちゃって」と話していることから、お二人とも忙しくて寝る間もなく強い意志で活動してるから睡眠時間が短くなっているだけと考えられる。ガーシーさんは「眠るのが昔から嫌い」とも言ってたけど、それは「眠ってる間に楽しいことが周りで起こってると悔しいから」が理由らしい。
疲れ切ると爆睡して特に脳疲労を回復させているんだと思う。

日中眠気に襲われて居眠りしたりは必ずしも睡眠不足ということではなく、その時何をやっていたのかに大きく関係する事が多い。睡眠は充分足りていても、つまらない事をやっていれば眠くなる。例えば自分に直接関係ない会議だとに眠くて仕方なかったり、映画館で映画がつまらないければ気がつくと居眠りしてたり・・・要するに楽しいことややりたいことをやっている時はそっちに気が向いて眠気すら来ないということだ。

もともと日本人の80〜90%はバリアブルスリーパー(睡眠時間を短くも長くもできる)。大半の人は必要な睡眠時間はその時々でかなりの幅があるはずだ。だから、眠気を感じたらちょっとでも仮眠するとか、1分程度眼を閉じて視覚情報をシャットアウトすることで疲労回復を心がけたこと。どうしても睡眠がガッツリ必要な時は、自分が勝手に我慢できないくらいの眠気に起こしすから、その反応に素直に従って無理くり眠気を我慢しないことだね。・・・バリアブルスリーパーは脳や身体の反応に素直でいることに心がけるといい。

睡眠時間が短い=ショートスリーパーは間違い

お二人のように、仕事にせよ遊びにせよ、今夢中で取り組んでいるものがある人は同じように大なり小なり短眠になっているはず。だからといって健康への危機感を煽って「睡眠時間をちゃんと確保しよう!」と言ったところで、それに夢中なんだから無理。それが楽しい事ならなおさら無理だろうね。前ブログで書いたように細胞レベルでは7〜8時間の睡眠時間は確保したいところだが、できない事で必要以上に心配してしまう方が精神衛生上よくないから仮眠や脳への情報の一時カットを取り入れた方が得策だろう。

関連記事一覧

  1. 寝る前にスマホを取り上げたら子供の睡眠の質は保てるか

お問合せフォーム

最近の記事

PAGE TOP