ベッドリネンを着替えて、春を肌で感じる

オレのプロデュースするベッドリネンで春夏のド定番になっているNo.167は、リネン100%で原産地はヨーロッパ、織りは浜松、染色と仕上げは滋賀で仕上げているが、織り上がって何度も手もみ感覚で何度も洗い込む特別な後加工をしているので、しなやかで、触って直ぐヒンヤリを感じられる。また、何度も洗い込むことで家庭洗濯で1%も縮まらない。

春先は布団はそのまま、麻のカバーで温度調節がいい

まだまだ肌寒い日が続いていますが、季節はいよいよ春。今までかけていた掛布団も少々暑くなってきた感がある。衣類は季節によってさまざまな肌触りの素材に衣替えする。とりわけ肌に直にあたるシャツは季節によっていろんな肌触りの素材を着るのだから、ベッドリネンも掛け替えて季節感を楽しみたい。特にこの時期は、布団自体を薄手のものに変えてしまうと、深夜から明け方の寝床内の温度を下げてしまうので、掛布団カバーで調整するのが最適だろうね。

日本人の肌が文化。肌ざわりを大事にしたい。

日本人の肌は敏感…言葉を使わずに、察しながら周囲の情報を感じ取りながらコミュニケーションを取ってきた民族。だから、肌感は特化してる民族と言えるだろう。それだけに肌からのアプローチは癒しや安堵感だけでなく、季節感を与えてくれるものになる。また、肌は眠ってる間にも起きてる。眠っている間も肌を通して気持ち良さを感じ続けさせているということだ。

肌ざわりは肌との摩擦感だ。さまざまな布地があるが、オレは触った感触が一般的な形容詞で表現できる布地しか選定しない事にしている。・・・サラッとした、ヒンヤリした、クタッとした、ふんわりした、シャキッとした、シャリシャリした、 つるつるしたなどなど、そんな表現の布地をベッドリネンにすると季節感は肌に伝わるからいいね。春から夏の季節は、なんといってもヒンヤリした麻のベッドリネンがいい。麻には数種類あるが、シャツ生地で使う麻はリネンとラミーが多い。ちなみにリネンは北欧など寒い地域で穫れる一年草、ラミーはアジア圏の二年草・・・価格はリネンの方が高いが、リネンはしなやか、ラミーはザラつき感があり、どちらも独特の肌触りがある。

巷のリネンのベッドリネンを触るとどうも肌触りが良くない。やたら硬かったり、チクチクしたり…ただ”麻”っていうだけ。
なんとも陳腐で、素材が可哀想に思うわな。安く売ることばっかり考えてモノづくりするからだね。麻に限らず、シングル(150×210)の掛けカバー1枚作るのにシャツ5~6枚分の生地が必要なんだから、それから想像すればどのくらいの値段が妥当か分かるだろう。ま、愚痴言っても仕方ないけどね^^;;

カーテン、シェードもお薦めできる。

このリネンの布地、カーテンにすると風が当たった時の揺れ感が綺麗で、布地を通した朝日がとても優しいんだよね。ハガキ大の生地サンプルを用意しているのでご希望があれば送りします^^/

●サンプルご希望の方はCONTACTから「No.167生地サンプル希望」と明記の上、ご住所、お名前、電話番号をお知らせください。

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