【知ってて損なし!】「寝だめ」は錯覚。実は借金と同じだった!

昔からよく「寝だめ」という言葉を使うが、睡眠は貯めることが出来ないんだよね。

だから、睡眠時間を削って活動することは、寝だめしておいてそれを使っていくのではなく、自分の体を担保に借金をして活動すると言うこと・・・いわゆる「借眠」ということ。

借眠は、借金と同じように当然利息がついてくる。怖いのは、その時々で金利が違うことだ。

慣れない作業や新しい仕事で普段より神経を使ったり、作業量が多かったりすれば、同額の借金でも無理して借りるから、金利は高くなる。
いくら寝ても寝足りない感のある時は、おそらく金利の高い借眠をして、通常の返済では追いつかなかったのだろうと考えるのが自然だろうな。

仕事によっては、慢性的に平日は睡眠時間が短く、週末に死んだように寝るという人も多い。そして、これで帳尻が合うと錯覚している人も多い。だが、帳尻が合うのは睡眠時間だけ。

不眠症の人と、週末に平日の睡眠不足を補ってカッツリ寝ている人ではニアミスの量は変わらないという研究結果がでている。
肉体疲労は緩和されても、脳が休んでなく、記憶が定着してないということだ。

これは赤字会社の自転車操業と同じ状態ということかな?

会社をよくするために、いくら事務所の模様替えをしたり、椅子を疲れない高価なものに変えても会社自体が良くならないことは明白だが、睡眠の自転車操業となると、なにかものを変えれば質が向上するかの錯覚をしてしまっている節がある。

オレも以前、休日にカッツリ寝てるから大丈夫と思っていたが、睡眠生理の勉強をしていくとそれは大きな勘違いだった^^;;・・・昔言っていた事は撤回します!!^^;/

睡眠不足が続き、休みにカッツリ寝れば、肉体的な疲労や精神的な疲労はある程度回復するが、睡眠の本来の目的である脳をしっかり休め、睡眠中に出る成長ホルモンなどの物質により免疫効果を高め、自己治癒力を向上させる、動物が本来的に必要な睡眠効果は得られない。

これを得るためには、動物と同様に、平日も休日もなく、平均的な生活習慣で生活し、しっかりと深い眠りをとることしかないということだな。

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