寝落ち、爆睡、どこでも寝れる自慢は睡眠不足

「寝落ち」「爆睡」「どこでも寝れる」を自慢げに話す人はとても多いが、これはすべて睡眠不足の症状なんだよね。
だから、自慢にも何もならないわけ。

疲労には、肉体的な疲労と、精神的な疲労、脳疲労と3つあるように思う。

睡眠は「量(必要睡眠時間)」と「質(深い眠り)」の両方が必要ですが、「寝落ち」「爆睡」「どこでも寝れる」のどれもが、決定的な「量」の不足だね。

睡眠は、動物が生きていくために「蘇生」として必要な生理現象なので、”たまらず眠りに落ちてしまう”という状況でだろう。

こういう睡眠不足の自慢は、「寝る間も惜しんで仕事する」ことを高く評価されたり、「忙しくて眠る時間がない」ことが自慢話になったり・・・オレは「命を犠牲にするほど大事な仕事なんですね」などと冗談混じるに返すことがよくあるよ。

「寝る間も惜しんで仕事する」は「健康のためなら命は入らない」に等しい事だな^^

“眠る時間を犠牲にして頑張る”が成功者の象徴であり、賛美される様な社会は、日本と韓国くらいであることを、以前出席したシンポジュームでの世界の睡眠事情で話があったが大いに納得だわ。
世界でもっとも平均睡眠時間が短いのが韓国、次に日本・・・これがそれを如実に表しているようだ。

特に、クリエイティブな職種では、それは今も非常に根強い評価に繋がっているのも現実だし、平日の睡眠不足を休日の爆睡で解消できている思い込んでいる方は非常に多いのも事実。
肉体と精神的な疲労感は、それでなんとなく解消できている感覚を得ているからなんだろうが、脳の疲労は解消されていないという事を是非忘れないでいただきたいものだ。

パフォーマンスを高めて、仕事に向き合うということは、仕事の仕方や生活習慣の見直しが始めの一歩という事だと思うよ。

 

 

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