【知ってて損なし!】睡眠は2つメカニズムで起こる!

眠気は2つの要素から

一つは「体内時計」…生体リズム。体の各部位にそれぞれある体内時計を司る大元の時マザーボード的な部位の「視交叉上核 ( しこうさじょうかく )」は、眼球の後ろにあるため、眼から光で刺激することで、生体時計をリセットさせることができるわけだ。
そして、光をあててから約17時間後に眠気が出るということになる。活動のリズムがほぼ15時間くらいで終了するので、それから眠気が起こるという事だね。

もう一つは「睡眠欲」…徐々に眠気が溜まって、溜まって、溜まって、スト〜ンと眠りに落ちる・・・”獅子脅し”と同じ様なメカニズム。
だから、スポーツや仕事で疲労困憊してバタンキュー・・・これも立派な良い入眠「寝落ち」だよね。

リラクゼーション施設で充分癒し、別の意味での疲労感を持ってバタンキュー・・・これも「寝落ち」だわ。この場合は、家に帰って「光」「入浴」「食事」「音楽」「室温」「眠具の心地よさ」などの睡眠環境に関係なく入眠する・・・これは「寝落ち」。特にスポーツアスリートの眠りが基本的に違うのはここだろうな。

寝落ちの場合、唯一睡眠環境で大事なのは、眠ってる間に自分の体をちゃんと支えてくれる「敷」と眠っている間に体温調整してくれる「掛」の寝具だけということになるね。ただし、多くの寝落ちの場合、深い睡眠がとれていない場合が多いよ。つまり、お腹が減って、なんでもいいから食べちゃう・・・栄養補給の目的でなく、ただただお腹を満たすだけという食事と同じだよね。

睡眠には量の満足と、質の満足の2つが必要

コンサルティング前のヒアリングで、最初は睡眠はバッチリ・・・という方が、いろいろチェックしていくと、ホントはちゃんと睡眠がとれていなかったかも・・・と意識が変わる方が多いんだが、それはそうした寝落ちによる量の満足で錯覚していたということに気付くからだね。寝落ちは至福ではないということだよ。

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