睡眠不足は肥満の原因!じゃー眠れば痩せるのか?

睡眠不足は太る原因だ。ちまたでは睡眠ダイエットなどの情報も飛び交っているが、充分睡眠を取ればダイエットできるならどのダイエットより楽だし朗報だが、果してそう上手くいくのか?・・・残念ながらそうはいかない^^;;w
睡眠不足は太る原因だが、正確にはその原因の一つであると言った方が正しいと思う。
つまり睡眠不足だと太るが、睡眠が十分足りているから痩せるというものではないということだね。だから、睡眠ダイエットで楽に痩せようなんてありえない話ってことだ。

食欲をホルモンバランスが崩れるのが原因

睡眠不足だとなぜ太るののか?睡眠不足が続くと、空腹を感じさせるホルモン「グレリン」が増加し、食欲を抑制して満腹を脳に伝達するホルモン「レプチン」が減少するためだ。
また、眠っている間でもヒトの体は活動しているが、日中のように食事でエネルギーを作ることができない分、「コルチゾール」というホルモンによっ て体内のブドウ糖や脂肪をエネルギーに替えて活動するらしい。
明け方にこのコルチゾールの分泌量が増え、日中の活動準備を始めるが、睡眠不足ではコルチゾールが分泌されず、体内に脂肪を蓄積してしまう。
最も大きな原因となるのは、夜遅くまで起きていると夜食といいつつ、いろいろ物を食べてしまうのも悪影響を及ぼす・・・これが直接的な太る原因となるってことだね。

睡眠時間が短くなるにつれて肥満度も上昇

コロンビア大学をはじめいろいろな研究報告や調査の結果を見ても、睡眠時間5時間以上の人と比べ、5時間以下の人の方が肥満になりやすく、睡眠時間が短ければ短いほど肥満度も比例して上昇するという結果が出ている。
睡眠時間が短い人が過剰な食事と甘い菓子、カロリーの高いものを好んで取りがちになる傾向があることも研究結果にある。

また睡眠時間時間は業種によっても異なり、2010年のNHK放送文化研究所の「生活時間調査」の日本人の平均睡眠時間は7時間14分と比べ、SAS広報委員会の業種別睡眠時間調査ではの「情報技術(IT)・通信=5.61時間、マスコミ=5.70時間、飲食=5.87時間、金融=5.91時間、運輸=5.92時間、メーカー=5.96時 間」と業種によっては平均より1時間以上も睡眠時間が少ないことが見て取れます。

しかし、そのような業種の人々をイメージしても、肥満率が高いとは思わない。しっかり睡眠を取れているいないに関わらず、太る人は太るとうことです。「睡眠不足=肥満」という思い込みは禁物のようだ。
つまり、睡眠不足は肥満になる要因の一つではあるが、最も大きな原因は食習慣や食の趣向性、運動量の少なさなど根本的な生活習慣や遺伝だということだ。睡眠を十分取ることと生活習慣・食習慣を整えることは1セットダイエット効果は期待できないということだ。

睡眠不足は多くの不健康要因と関係している

肥満に関わらず、睡眠不足は脳、血管、血圧などにさまざまな病気を誘発させると言われている。充分睡眠を確保することは、集中力や感情制御の低下を防ぐだけでなく、多くの病気から自分を守ることにつながる。また、とかく「睡眠不足」がマスコミのテーマになりがちだが、実は「過剰な睡眠」も同じリスクがあることも忘れてはいけないよね。

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#睡眠不足

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