室内の臭いはカーテンの匂いかも

寝環境で、寝心地の悪さは決定的なストレスだが、普段は意識にない程度の不快な生活音や匂いのストレスは深層心理の部分でしっかり根付いちゃうよね。

とりわけ「匂い」はとてもストレスになる。
なんとなく、最近部屋の空気が悪い様な気がする・・・とか、部屋に入るとなんか埃っぽい気がする・・・とか、そんなことを感じた時は、カーテンの匂いを嗅いでみると案外それが原因だったりするよ。

布地は、生活臭を吸ってしまうので、料理の匂いいも、汗臭さも、外気からの匂いも、布地に”付く”というより”吸収する”という感じだね。

ベッドリネンは定期的に洗濯をするので、面積が大きくてもそんなに匂いが吸収されたままということはないが、カーテンは位置的に言っても匂いが直接ぶつかる位置に下げられているし、通気のたびに室内外のいろいろな匂いにさらされているアイテムだ。

できたら、3ヶ月〜6ヶ月に一度くらいは洗濯したいものだな。

綿や麻の天然繊維のカーテンなら、生地の段階で洗い込んだものをカーテンに縫製すれば、洗濯による縮みはない。
そのため、オレが扱う生地は、生地洗い専門の工場で高温で洗ってから裁断し、縫製することにしている。
カーテンに限らず、ベッドリネンなどの生地も同様なので、家庭洗濯しても1%も縮まないものになる。
この一手間を惜しむと、長い間使うのに、実に残念なものになってしまうと思うんだよね。

一般にカーテンの取扱表示リボンを見る限り、ほとんど「洗濯できません」になっているので、家庭洗濯では縮み等の危険がある・・・生地がそういう生地だっていうのもあるけどね。
クリーニング店でもカーテンのクリーニングは、相当ハラハラドキドキもののようで、縮みはもちろん、プリーツ(ヒダ付き)カーテンの場合の上部の山と下部の山の数が変わったりするトラブルが多いため、そうした表示をメーカーが付けられてしまうようだね。

最近はウォッシャブルのカーテンも出ているので、カーテンも是非定期的に洗濯したいだな。
睡眠にとっても、無意識に8時間近く吸っている「空気」は大事だよ。いい空気は無臭でないといけないよね。
オレも先日、麻のカーテンの匂いに気が付き、久々に洗濯をしたよ–;;

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