居眠りは午前中の電車で。睡眠不足の解消に役立つらしい

居眠りは午前中の電車で。睡眠不足の解消に役立つらしい

ここ数年、日本人の睡眠不足を何かと指摘されている。スマホやSNSなどネットが主体に社会が激変したこともあるだろうが、そのために仕事もよりやることが増え、またやらなくてはいけない風潮もあって活動時間が長くなった結果とも言える。

しかし、ヒトも動物である以上は疲労回復や蘇生を行う充分な睡眠時間は必要なわけで、睡眠時間を削ればと何処かにしわ寄せが来るのは当然だ。
体調不良はもとより、日中眠くて仕方なかったり、集中力が低下したり、やることが増えたが逆に仕事のクォリティーは下がっているのかもしれない。

この数年、企業でも昼寝を導入したり、残業を控えさせたり、いろんな取り組みが行われれている。九州の久留米の学校のように昼寝を取り入れることで学力が向上した例もあるのでそうした取り組みはとてもいいことだと思うが、根本的な睡眠不足を補足するには短時間の昼寝で足りるのだろうか?

専門機関の研究で明らかに

以前から睡眠専門医や研究者の方も言っていることだが、少し長めに眠っても夜の睡眠に影響がでない時間帯があるようだ。専門機関の研究で正午まで・・・つまり午前中の睡眠は夜にはあまり影響しないという結果があるそうだね。

つまり、どうしても睡眠不足が解消されない人はその補助として午前中に仮眠すればいいということ。まあ、会社についていきなり居眠りし始めたらヤバイだろうから、朝の出勤の電車の中がベストなのかもしれないね。1時間くらいなら車中のうたた寝は夜の睡眠に影響ないから充分睡眠不足の補足になり得るかもだ。
数分睡眠時間が短くなった調査結果が出ただけで大騒ぎなんだから、1時間の補足は大きいよね。

覚醒している時間帯に仮眠

眠気の周期で最も強い眠気がくるのが深夜1:00-3:00くらい、次に強い眠気がくるのが午後1:00-3:00くらいというのがメカニズムだ。
だから、昼寝なら眠気が出てきた13:00-15:00の時間帯に取るのがいい。
ただし睡眠は30分を超えると深い眠りに落ちてしまうので、夜の睡眠に影響がないよう昼寝は30分未満がいいとされる。

午前中の仮眠は、一日で最も覚醒しているのが午前中なので、そこでの仮眠は多少長くても夜に影響しないということだろうね。
だったら休日のガッツリ朝寝坊もいいのではないかと思ってしまうが、あくまで起床時間は一定にし屋外の光を浴びて体内時計をリセットして覚醒させることは必須だろう。続けて午前中まで寝てしまったら、体内時計が狂って昼夜逆転になるから間違ってはいけないわな。

理にかなっている補足方法

朝から電車で居眠りしている人を見ると「朝からしょうがねーな!」などとオレは思っていたんだけど、それは理にかなった睡眠不足の補足手段なのかもしれないね。

会社も30分位の昼寝を認めるなら、午前中に1時間程度の仮眠を推奨したらどうだろう。なかなかよろしいと思おうよ。
昼寝の20-30分の時間で脳の休息や眠気の解消はできるが、根本的な睡眠不足の補てんには短すぎる。マジで午前中の仮眠タイムの導入は大いにありだとオレは思う。

子育て中のお母さんも、赤ちゃんが午前中うとうとし始めたら一緒に仮眠したらいいんじゃないかしらん。赤ちゃんは1-2時間単位で眠って分散して20時間くらいの睡眠をとるから子育て中のお母さんは自分とのリズムが違って睡眠不足になりがちだからね。

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