疲れがとれない睡眠は寝具のサイズかもよ!

寝相や寝返りと朝の疲れは関係あり

一晩に寝返りは30回打つというが、寝返りは日中の作業内容の体の動きの反作用運動なので、人それどれ、また日によって変わるね。…いわゆる必要ストレッチ運動ということだ。

いろいろ試してみると、寝返りが充分出来るためには、最低80から85cmの寝床幅が
必要で、腕まで考えると120cm幅(セミダブルサイズ)は一人で欲しい所。

一般に、シングル=1人用・ダブル=二人用ということになってるが、睡眠中の身体の動きを加味するとちょっと違う。

ダブルサイズは140cm幅・・・お二人で寝ると、幅が足りないということもさることながら、眠っている間にも相手を気にして、自由奔放のストレッチをする事が出来ない。
疲れが特に残らない朝もあれば、とても疲れが残ってる感をもつ朝もあるのは、
日中のストレッチの必要加減によることが原因の場合も多いようだな。

日本の寝室環境から、160cm幅(クィーンサイズ)や180cm幅(キングサイズ)を
使う事がなかなか難しいというのも現実・・・だから、クィーンとかキングなど
の特別豪華?なネーミングになっているんだろうね。

もし”今日は疲れた〜!とか、朝疲れが残ってる感じがあった日の夜は、一人で
寝るようにするといいよ。

自分の身体から割り出した寝具のサイズ

<ベッドマット/和敷布団>
幅:肩幅×1.5倍
丈(長さ):ベッドマット=身長+30cm / 和敷布団=身長++40cm
<掛布団>
幅:ベッドマット/和敷布団の幅+50cm
掛部分:身長+40cm

この辺が基準になり、あとは自分の好みや癖をこのサイズに加味すると最適なサイズが割り出せる。
決して一人用がシングルで、二人用がダブルということ規格サイズを前提に考えない方がいいね。

特に掛布団は、二人で使うのであれば、寝返るのタイミングが異なるため、ダブルサイズ(190×210)ではどちらかに掛布団をとられてしまう・・・経験済み^^;;w
から、クィーンサイズ(210×210)は必要だと思う。

規格サイズに照らし合わせての用途

<ベッドマット/和敷布団>
100×200(シングル):寝室スペースに余裕のない人の1人用
120×200(セミダブル):1人用(肩幅が広く体格のいい人は必ずこのサイズ)
140×200(ダブル):ベッドスペースに余裕のない人の:2人用
160×200(クィーン):2人用
180×200(キング):2人用として最適なサイズ

<掛布団>
150×210(シングル):1人用
170×210(セミダブル):ゆったり掛けたい場合1人用
190×210(ダブル):×用途なし
210×210(クィーン):2人用
230×210(キング):ゆったり掛けたい場合2人用

日本の寝具のサイズは、着物の反物の幅(着尺幅)からきている。
シングルサイズ名称は、敷布団「三布(みの)」…着物生地3枚縫い合わせ。
掛布団「四布半(よのはん)」…着物生地4枚縫い合わせて、ちょっと足りないので裏地を1/2幅表に返す。和布団が額縁になっているのはそのため。

昔は、古い着物を解いて布団の生地にしていたことからも、日本の寝具は自分の身
体のサイズに自然に合わせていたんだろうな。

サイズは、民族の習慣が大きく関わってくるので、各国でサイズはまるで異なるね

海外のほとんどの国は、夫婦は二人で寝るのはあたり前で、だから大きいベッドもあたり
前のようだ。
逆にシングルは、日本より幅が極端に狭いものもあり、それは護衛が熟睡しないよ
うに…という工夫だったようだね。

日本は布団だったので、大の字になっても布団の外はたたみだったわけで、幅が狭
くても疲れは取れたんだろう。
今は50%以上の方がベッド使っているので、大の字に寝るには相当大きいベッド
でないといけないはずなんだよね。

やはり、オレたちは文化で眠っているんだなぁ〜ってことを実感できることだわ。

関連記事一覧

  1. 海外のベッドマットは果して日本人に合うのか

お問合せフォーム

最近の記事

PAGE TOP