【ダニ対策の決め手】ダニが嫌がる環境をつくる(3)

ダニが潜入して生息しやすい場所というと、やっぱり”寝具”だよな。

寝具は、とかくすべての元凶の様なイメージがあるが、まず布団からダニが発生することはない
それは、どんな布団の素材も、乾燥段階で120〜140℃くらいの熱を浴びているので、成虫も卵も死んでしまい、最後の選別や打綿の行程で、自然にホコリと一緒に除去される。

布団にダニが多いイメージなのは、部屋は掃除する習慣はあっても、布団を掃除するという習慣がないために、ホコリが溜まりやすく、結果ダニの生息場所に適してしまっているということだろうね。

しかし、羽毛布団は、羽毛が吹き出ない高密度の生地を使っているので、ダニが潜れる様な生地ではないよ。
羊毛(ウール)も、ダニは羊の血を吸うのであって、毛をエサにしていませんので、羊毛だからといって特別潜入するということはありえないね。

ただ、繊維や素材が短くなったものを”ホコリ”というので、日頃の手入れをしてないと布団や毛布から、使用中の摩擦で切れた繊維がホコリとなって出るし、空気中のホコリが落ちて、付いて溜まることは間違いないね。

また、寝具は、汗で湿気がたまりやすく、ダニのエサとなるフケや垢が付着しやすいことから、ダニにとって住みやすい環境の一つであることは間違いない。

ダニ対策のためには、寝具の手入れも重要

寝具の手入れの基本は、どう湿気を飛ばすのかということだね。
よく、ふとんや枕を干して、ふとんから湿気を取り除くこと…とよく言われてるが、なんでもかんでも干せばいいというものではない。
素材によって的確な干し方があるということだ。

■羽毛・羊毛・シルク(真綿)は陰干し程度で湿気は飛ぶ。
■綿・麻・ポリエステル系のわたは、素材が湿気の発散をしないので、日干しする。
■穀物(そばがら)は、もともと卵が産みつけられているので、直射日光で温度が上がると高物の虫が孵化しますので陰干し。
■ウレタン系は、紫外線や空気に触れることで表面が参加し、粉上に劣化してくるので、これも陰干し。
■ベッドマットのような大きいものは、壁に立て掛けて、底床の乾燥も同時に行う。

とにかく、始めの一歩は、寝具を通気し、湿気を飛ばすということだね。

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