「眠れない」「夜中何度も起きてしまう」「いつも眠たい」・・・こんな症状が続くとすぐに”睡眠障害”を疑う人が多いようだ。
ネットで検索すれば、専門機関からブログまで、様々な情報がでているので、それで自分の症状と照らし合わせて睡眠障害を決めつけてしまう。
これは「鬱」なども同じ様に、自分で情報を集めて判断をし、決めつけてしまっていることが少なくないね。
チェックシートで当りを付けるくらいならいいけどさ。
「不眠」と「不眠症」は違う。「居眠り」と「ナルコレプシー」も違う。
当然、「憂鬱」と「鬱病」は違うね。
つまり、“障害”あるいは”病気”かどうかは、専門の検査を経て、専門医が判断をすることで、本やネットの情報で勝手に病気と決めつけてはいけないんだよね。
もちろん、長期間不眠状態が続いたり、日中いつも強い眠気と葛藤しているのであれば、是非睡眠医療認定医の診断を仰いでいただきたい。その前に勝手に判断して思い込んでしまうことは、症状をかえって悪化させてしまう。
この状態は、男女関係なく、年齢関係なく、現在起こっている事だ。
睡眠は「量(必要睡眠時間)」も「質(眠りの深さ)」も、個人差があるもの。
だから、そうした症状を引き起こしている原因もそれぞれ違えば、その改善方法も人によって異なるよ。
短期間の症状であれば、まず生活サイクルを整えることと、しっかり眠れてる人と同じ事をしてみること。眠れてる人は、自然に睡眠のメカニズムに沿って生活できているから眠れているんだわな。
オレの個人差関係なしの”睡眠の10ポイント”はその視点で書いてある。
快眠の5+5ポイント
長期間そうした状況が続いているのであれば、下記のサイトからお近くの睡眠認定医を調べて、ちゃんと診察を受けてくださいね。
日本睡眠学会 睡眠医療認定医リスト
本当に”自分の睡眠の向上や改善”を考えるなら、自己判断はやめることです。