寝具の敷アイテムの寝心地は、自分の体系や体格にあった弾力かどうかで左右される。
決して、ベットマットまたはマットレスの「硬さ」や「柔らかさ」ではないんだよね。
また、その素材の特質や性能も、自分の体にあっていなければ用をなさないね。
「弾力」とは、「反発力」と「コシの強さ」のこと。
ベットマットまたはマットレスの役割は、眠っている間に、体の中心の「骨」とその脇の「腱」をしっかりと支える事。これは以前のBlogでも書いた。
だから、寝心地感より寝返りが打ちやすいかどうか、体のどこかに緊張が残っていないかで選定するのがベットマットまたはマットレスということになる。
さらに「寝心地」を求めるためには、マットの上にどんな弾力のパッドまたは敷布団を組み合わせるのか…の合わせ技で決まる。
特に痩せている方の場合、皮下脂肪が少ないから、寝ると骨とマットに脂肪や筋肉が挟まれて状態になり、”硬い感じ”が朝になると”痛み”に代わってしまう事がよくある。
痩せている方は、マットを選んだ後、少し厚め(わた量の多い)のパッドで、いろんな素材のものを試してみると良いと思う。
また、かなり体格のいい方・・・お腹を突き出して、ガニ股で、後ろに反って歩いている様な方だが、こういう体格の方は、マットもとかくコシのない、柔らかい弾力のもの選びがちだ。
お腹が突き出て体が反っている分、寝ると腰から背中に隙間が多いため、柔らかいものに寝るとその隙間も埋って、そのホールド感が体が支えられているように錯覚してしまうんだよね。
体が埋っている分、当然寝返るが打ちにくく、そのため朝疲れが残ることが多いよ。
仰向けで、体がしっかり支えられていることを確認し、次にはそのまま寝返りを打ってみて、それがスムーズがどうか、これが敷アイテムを体感確認する時に必要な2つのポイントになり、自分に合った敷アイテムの探し方になるわけだ。