【睡眠の自己判定】自分の睡眠の満足度はどのくらい?

自分の睡眠の質の判断は主観が大事

自分の睡眠の”満足度”がどのくらいの位置にあるのか?感覚的に点数をつけたらどの辺なのか・・・合格点なのか、赤点なのか、また合格ラインギリギリなのかの自己判断はもっとも大事な事だ。ここ数年かなり医学や生理学的に細かい睡眠についての”学問的な情報”が蔓延していて、それを考えるとほとんどの人が結構不安になっちゃうと思うわ。

「人は自分の文化で眠っている」

これはオレの持論でもある。
だから、社会風潮や時代環境の変化で睡眠も変化し続けているわけだ。

だから、昔のデータと比べて良い悪いを検証するだけでなく、自分が今の睡眠に満足しているかどうか、したいないならどんな状況か、そして改善する事によって何を望んでいるのか・・・主観的な満足度や危機感で改善に向かった方が的確だと考える。
睡眠情報は、文化で眠っている生理現象を解き明かそうという事だからそのデータ通りでないといけないわけではない。
また、単純にそれと比較だけして判断し勝手に不安に思ってはいけないということだね。
つまり、自分の眠りに満足しているのか、いないのか、していないならどの程度していないのか・・・そしてどうなりたいのか。これって、結構重要なんだよ。

0点は死んでるということ

もし「満足度0点」なら、今はないということになるよ。
眠れないと言っても生きているという事は、実はどっかで脳は眠っているってことだから、改善の余地は十二分にあるということだ。

自己判断で不眠症と決めないこと

「不眠」の位置かな?と思う人は、まず“不眠”と”不眠症”は違うということを認識してほしい。
これを一緒に括ってしまうから、必要以上に不安を抱くだけ。
もし長期間この位置を実感しているのであれば、近くの睡眠専門医(睡眠医療認定医)に相談すべきだ。医学的に不眠症の疑いがあるなら、生活改善指導や治療が必要だから、一般の内科や精神科、心療内科ではなく必ず専門医(睡眠学会のページで検索できる)の診断を仰ぐことだ。

不眠なら、生活習慣の改善から指導があるはずだし、一時的な不眠ならそんなに心配はないはず。
寝る前の入浴も入眠の効果は期待できる。

熟睡感がないなら”生活習慣”を見直す

最も多いのは「熟睡感がなく」て不満足…朝疲れが残ってるとか、夜中に目が覚めてしまうなど、なにか問題を感じているということ。なかなか寝つけないという人もおそらくこの位置だろう。

この多くは、生活リズムや体内のメカニズムと自分の暮しや環境にズレがある場合に起こることが多いね。
たとえば、日中会話が少ない、運動量が少ない、朝光を浴びてない、心配事を抱えているとか、寝具が自分に合っていない…などの原因に考えられる。

まあまあ眠れているならさらに心地よい環境を

一応、「合格点」で満足しているという方も意外と多いだが、実はよくよく話をしていくと、今まで満足を意識した事がなかったかも…とか、熟睡の感覚を忘れているかも…って気付く方もとても多い。今の状態に麻痺しちゃってるだよね、きっと。
こうした段階は、寝具を見直す事が必要だと思う。
特に敷が自分にあっているかどうか、掛が寝室環境(室温)に合っているかどうか。マクラがパッキンとして機能しているかどうかをチェックしてみる必要がある。一言で言えば、寝心地の悪い寝床に寝ていることで、安心感や安堵感がないということ。

環境づくりでは、一定のリズムを刻むノイズ・・・つまり水滴や川の流れ、波の音など環境音を活用するなど、BGMの音楽より環境音を整える方が有効だと思う。

快適に眠れているなら次は至福を目指す

これは合格点・・・と思いきや、実はココがスタートライン。この段階ならば、少なくとも動物と同等に睡眠が取れているということだ。動物が睡眠不足だったらエサになってしまうから。

自分の睡眠が100点になったとしても、実はその上に「至福の眠り」という領域がある。どうせ毎日眠るなら、最高に快適に眠りたい・・・これは、どうせ食事するなら、美味しいものを食べたい…という感覚と一緒かな?^^

「至福の眠り」を楽しもう

至福の眠りの領域・・・オレが自分の眠りで追いかけ続けている事でもある。眠るの大好きだし、寝床につくことはすべての束縛やストレスから解放される安堵の時にならないといけないよ。

そのためには、就寝までの癒しの環境を整えることが大事だね。
照明を暗めにして過ごすとか、好きな音楽や気に入った香り、インテリアの色柄を自分好みにするなどなど、自分の快適な巣になるように環境を整えていくこと。
それぞれ、個人個人でその度合いもあるし、状態の違いもあるが、快眠までの改善プロセスには順番があるという事。

入眠がスムーズ→深く熟睡できる→気持ちよく目覚められる=日中のパフォーマンス向上

この順を追って進めない限り「至福の眠り」を求めても難しいね。

 

関連記事一覧

  1. 短眠はメリットなし

お問合せフォーム

最近の記事

PAGE TOP