寝る前にエアコンで寝室を28度以下に室温を下げる時に、必ずクローゼットや収納の扉を開けて一緒に冷やすのが重要ポイントと言ったが、実はそれと同じようにベッドマットをどうするかはさらに重要な問題なんだ。
収納スペースと同じように、ベッドマットの中も日中温度が上がっていて、スプリング系でもウレタン系でもマットの中はほぼ煮えている状況。
そのため、エアコンで部屋が冷てきたら、とにかくベッドマットの上を満遍なく歩く!。それによって、マット内の煮えた空気と室内の冷気が入れ替わる。
中の素材自体が熱を持っていても、スプリングもウレタンも温まりやすくて冷めやすい性質の素材だから、それによってすぐに温度が下がるね。
直射があたる位置にベッドがある場合は、ベッド全体にクロス(ベッドスプレッドなど)を掛けて、直射日光があたらないようにするのは効果がありますね。
ウレタン系は密度や厚さによって、熱が飛びにくいこともあるので、クロスでガードした方がいいと思います。
また、ウレタン系の場合は、寝た時にまた体と密着して、体の温度で温まってしまうので、ワッフル織りなどの少々厚めで、体とマットの間に空気層ができるもの(ケットなど)を敷くといい。
それを考えると、ピローや肌布団なども素材に関わらず軽く叩いたり畳んで押して、中の暑い空気と冷気とを入れ替えてやることは有効だな。
熱帯夜だと、とかく冷蔵庫で冷やしたジェルなどの冷感マクラを使いがちだが、人工的に強引に冷やすものは、長時間使うと冷やしては行けない体の部位…首や肩など冷やし続けちゃうので別の意味で体調を壊す可能性がある。
*ジェルを使った冷感シーツは最初は冷たいが2時間以上使ってるとまず常温になり、その後体温を蓄積して逆に暑くなる。
空気は”温まりやすくて、冷めにくい”性質がある。しかし、ほとんどの素材はそれ自体は”温まりやすくて冷め易い”性質がある・・・この根本的な特質を逆手に取った工夫以外に対策はなく、普通に考えればどれも腑に落ちる手法だと思うな。
専門家ぶった理屈っぽい情報・・・これには要注意だと思うよ^^;;