明日早朝から仕事なのに眠れない。眠たいけど寝付けない。たまにあるわなぁ〜。
たぶん、脳の奥底で何かを考え始めてるんだよね、きっと。
眠なきゃいけない不安感がそのうち妙に疑心暗鬼になって恐怖心に変わったりしがちだ。とにかく焦っちゃうことの方が多いね。
眠気がなくても動物はいつか眠くなる
眠れない時は”眠気はいつか絶対来る！”って覚悟を決める。これが眠れない時にはとっても大事だね。脳は必要な分だけ勝手に睡眠をとってるらしいから、実際一晩中眠れなくても翌日心配してたほど大したことがなかったりする。
【眠気が来ない日はこうする】
●「こんな日もある」と開き直ること。
● 眠気が来るまでベッドに入らないこと。
● 脳を使って覚醒してしまうようなことはしないこと。
ボーっと起きてるのが一番だけど、オレはBGM的に流して惰性で観れる映画や何百回も聞いてる大好きな古典落語を聞いてたりするよ。見たくて録画しておいた映画やゲーム、事務仕事などでなければスマホもDVDもそれ自体が悪いとは思ってない。眠気が来るまでただボーッとしてる方が余計気が立って来るときもあるから、その辺はその日次第かな？
今までやってみて一番薦められるのは、アイマスクをして何百回も聞いた好きなインストゥルメンタルの曲を聞き流してるのはいい。ボーッとしてても眼から入る情報量は凄いからね。
寝所に入ったけど眠れない時はどうするか
ベッドに入っていざ寝ようとしたらなかなか眠れなかったら、すぐベッドから出る！・・・一般的に言われているのはこれだがオレは２つに分けて考えている。
【眠なきゃいけないという不安感が起ってる時】
●すぐベッドから出て違う部屋に行く。
不安感があるようなら【眠気が来ない日はこうする】と同様に眠気が来るまで起きて待つのが良いね。くれぐれも起きてもベッドの上で本を読んだりスマホでゲームをやったりすると脳が覚醒するだけでなく、ベッドが眠る場所という脳の認識が薄れちゃうからNGだ。
【眠れないことに不安感も恐怖感もない場合】
●目を閉じてそのままベッドに横になっていればいい。
肉体の疲労物質の除去つまり疲労回復は、身体を安静にしていればある程度睡眠と同じ効果は得られる。また、自分は起きていると思っても、脳は必要に応じてOFFになってるから一晩中起きてたと思っても、脳はちゃんとその半分くらいの時間は休息しているということだ。400億個以上の脳細胞が一斉にリセット状態になるのが入眠ということなんで、当然自分は脳が眠ったことには気づかないから。
【身体に違和感がある場合】
痛みやかゆみがある場合は早めに治療する以外ないし、心配事や気になることがある場合は自分で心の整理ができなければ心理セラピストに相談するのがいい。
実は心と身体が原因していることは、眠れないという人の中で結構な割合がいると思うな。自分に自信が持てない人もだいたい寝付きが悪い人が多いようだ。
「不眠症」と勝手決めつけない
一晩中眠れなくてもヒトの脳は必要最小限の睡眠はどっかで取っている。だから眠れない時があっても大丈夫だ。逆に明日のパフォーマンスが・・・なんて考えるとかえって恐怖で”不眠のスパイラル”に入っちゃうので要注意だ。
眠れない日が続くと「不眠症」ではないかと疑う人は少なくない。睡眠不足でも、日中活動に支障がなければ大丈夫だ。
１ヵ月も続かなければ不眠症を疑う必要もないと思うよ。長く続き、気になるようなら睡眠治療認定医の診断を受けること・・・くれぐれも睡眠治療認定医でない心療内科や精神科、内科にいかないことだ。すぐに睡眠導入剤を処方されて終わるからね（最初から眠剤を出す医者をオレは信用できない）。
「不眠」と「不眠症」は違う。一時的な「眠れない」という現象で、簡単に病名を当てはめて考えるのは良くないね。
しかし、不眠状態が続けば「不眠症」になるわけだから、一度自分の生活サイクルや習慣をまず見直してみることが必要だ。眠気が来ないとか、なかなか寝つかれない場合は、寝室環境や寝具より、生活リズムや生活習慣に問題がある場合が多い（心の問題を除けば）だろうね。
香りや音楽は、入眠をスムーズにしたり深める効果があるもので、眠気を起こさせるものではないので、心身をリラックスさせるバックグラウンドで使う感覚でいいと思う。
生活習慣やリズムに改善点があれば一つづつ優先順位の高い順に改善していけばいい。その辺は遠慮なく「Cafeで無料相談」でご相談いただければ一緒に見直しを考えましょ。
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