コロナ陽性で10日間の自宅療養ですっかり睡眠のリズムが壊れるケースは多い。オレも数ヶ月前に夫婦で自宅隔離してそれを経験したけど、なかなかつらい物がある。
でも、何で壊れたのか…これを探れば、改善策は見えてくるね。
障害の症状はこの5つが多い。これは「睡眠の満足度」の自己評価と一緒だ。
● 眠気が来ない
● 眠りが浅い(熟睡感がない)
● 夜中に何度も目が覚める
● 明け方目がさめる。
● いつも眠い。
まず隔離機関の生活状況を自己チェック
1)起床時間は隔離前と同じか?
2)午後に1時間以上の昼寝(うとうとも含め)が習慣になっていなかったか?
3)午前中からリモートワークしていたか?
4)5時間以上パソコンまたはスマホで仕事またはゲームをしていたか?(音楽などリスニングは関係なし)。
5)食事の時間や量に変化はあったか?
生活状況を振り返って当てはまるものがあると改善は早い。
1)隔離前より起床時間が遅くなっていたら、体内時計に狂いが出て、眠気の発生はその分遅くなり夜ふかしが習慣化しているということ。
2)会社に出勤する場合は自宅から会社まで少なくとも歩いているので、覚醒が必要な午前中に疲労は蓄積できるが、自宅でのワークだとあまり身体を動かくことなく仕事に入るので極端な疲労不足だということだ。
3・4)これも脳疲労は貯まるが肉体疲労は貯まらないので、極端に脳と身体の疲労バランスが悪いから眠りも浅くなり、夜中に何度も起きてしまうことに繋がる。
5)隔離期間中は食事…特に食材が限られるし、支援物資はレトルトものや炭水化物系が多いから胃に負担が掛かっている。また家にいるとついつい食べてしまうから、余計に内蔵が活発になって睡眠にも影響が出るね。
これはある意味、睡眠に影響する習慣を一から改善するいい機会かも。
改善に向けてやることは5つ!!
1)起床時間を決めてずらさない(休みの日も)
2)昼寝は30分以内か、午後に疲れを感じたら目を1分間閉じる習慣をつける。
3)休日に寝足りない時は、いつもの時間に起床して窓辺で十分光を浴び、食事してから午前中に2度寝する。
4)午前中に出来るだけ身体を動かして疲労を貯め、仕事帰りは街を散策する気分で少し長い時間歩く(一駅前で降りて歩くなど)。
5)食事はいつもの時間、食生活に戻せばいい。
もう一つ睡眠に影響あるのは「メンタル」だが、これは隔離期間に限ったことではないし、要因の個人差があるのでここでは触れない。