気密性が高く、空調設備もある今の住宅事情や仕事で日中に布団を干す時間も場所もないという生活様式にはドンピシャな素材といっていいのがウールです。ウールはフエルト状にヘタる欠点はありますが、ヘタッても保温力は変わらないのも実用品として適している点です。
ウールが理想的な敷パッド素材と言えるのはこの3点から!
●吸湿発散性が高いので蒸れない
●自然の消臭・抗菌作用がある。
●ヘタッても保温力は変わらない。
コシのあるフランス産だけ用いる
フランス産羊毛100% “プレミアム・レベル”を用います。プレミアムは一般のレギュラーに比べ、化炭処理を繰り返し行なって羊毛に絡まった餌の穀や木の皮などの不純物を可能な限り取り除いています。(画像左がプレミアム、右がレギュラー)
輸入製品の中材のピュアウールより、体重が掛かる敷アイテムとしてはやや硬めでコシの強さをもった国内で下仕事されたウールの方が適しています。フランスウールはトップランクのウールではありませんが、敷アイテムとしてむしろ最適で実用的なウールです。
キルティングは直線の縦方向のみかける
キルティングの凹凸は眠ている間に微妙に背中の神経に触るから、背中の神経に最も抵抗感のないタテ方向のみの直線キルトにしています。
生地は羽毛用の生地を使用
用いている生地は日本国内産の綿100%の朱子織の羽毛布団用の生地。使用中に切れたウールがダストとして吹く事がないよう目の詰んだ密度の高い生地が好ましいので羽毛布団の生地を使用しています。カラーはスノーホワイトです。
マットの硬さで充分心地よい場合
マットがしっかり寝姿勢を支えてくれて、なおかつそれだけで心地よさもあるのなら、あまりわたのボリュームはいりませんので、汗取り的な厚さのパッドで充分。よくマットだけで使っている人も少なくありませんが、これはNG!!絶対にパッドは使うべきですね。一つは汗や湿気をマットの中材に当てずに保護する目的。もう一つはマットの深いキルティングの凹凸を背中に感じさせないためです。
レギュラー厚(250g/㎡<一般的なベッドパッド厚>)
■規格サイズ:S: 100×200・SD: 120×200・D: 140×200・Q: 160×200・K: 180×200
■生地:80番手 新疆超長綿<114g/㎡>
■価格:S: 33,000〜(0.5kg)・SD: 36,000〜(0.6kg)・D: 39,000〜(0.7kg)・Q: 47,000〜(0.8kg)・K: 51,000〜(0.9kg)
*ご希望サイズで1枚からお仕立てできます。(別途見積)
*価格は本体価格です。
マットがやや硬めに感じる場合
骨格を支えるマットと筋肉と脂肪に安心感・安堵感を与えるパッドのわた感は1セットで敷アイテムの機能です。やや厚手の500g/㎡のパッドはオレの基準として提案しているボリュームです。日本人は農耕民族型の前屈みの姿勢だから、案外これくらいのボリュームが必要な人は非常に多いです。
やや厚手(500g/㎡<レギュラー厚の2倍のボリューム>)
■規格サイズ:S: 100×200・SD: 120×200・D: 140×200・Q: 160×200・K: 180×200
■生地:80番手 新疆超長綿<114g/㎡>
■価格:S: 35,000〜(1.0kg)・SD: 42,000〜(1.2kg)・D: 49,000〜(1.4kg)・Q: 55,000〜(1.6kg)・K: 61,000〜(1.8kg)
*ご希望サイズで1枚からお仕立てできます。(別途見積)
*価格は本体価格です。
薄手の敷布団に近い寝心地が好みの場合
痩せている方や逆に非常に体格の言い方(エビ反って歩いているような人)には厚手1000g/㎡くらいのボリュームあった方がいい場合があります。イメージとして"ベッド用の敷布団"って感じ...ただ寝返りがし難い状態なら、もう少しわた量を減らしてやや厚手と厚手の中間の750g/㎡くらいで仕立てることも可能。いずれにせよ、一晩試していただいてってことですが。
厚手(1000g/㎡<レギュラー厚の4倍のボリューム>)
■規格サイズ:S: 100×200・SD: 120×200・D: 140×200・Q: 160×200・K: 180×200
■生地:80番手 新疆超長綿<114g/㎡>
■価格:S: 46,000〜(2.0kg)・SD: 54,000〜(2.4kg)・D: 63,000〜(2.8kg)・Q: 72,000〜(3.2kg)・K: 80,000〜(3.6kg)
*ご希望サイズで1枚からお仕立てできます。(別途見積)
*価格は本体価格です。