睡眠不足は太る原因。これはホント!

睡眠不足とダイエットの関係はちょっと気になるところだ。日本人の平均睡眠時間が減少するのとメタボや肥満が関係しているんだろうか?睡眠不足だと食欲が減退知るイメージはあるのでかえってダイエットになるのではないか?など興味深い疑問が一杯出てくる。

でも睡眠不足がダイエットになることは絶対にないし、むしろ肥満の原因になる。

睡眠不足は食欲の抑制ができなくなる

食欲は、食欲を抑制するホルモン「レプチン」と、食欲増進ホルモンの「グレリン」の分泌によってコントロールされている。

睡眠不足(自分に必要な睡眠時間)になると、食欲抑制ホルモン「レプチン」の分泌が減り、食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌が増えるという実験結果があるわ。
その結果を見ると、睡眠不足によって空腹感が増えることで、摂取カロリーが増えてしまうようだね。
また、睡眠不足だと、特に脂肪・炭水化物を欲するような変化があったようだ。

「レプチン」は、”満腹物質”としての機能の他に、糖や脂肪を燃やしやすくするという機能がある。
食事を十分に取ると、血中のレプチン濃度が高くなり、脳の「視床下部」が刺激され、大脳が”満腹”と感じ、脂肪や糖を燃焼させ、エネルギー代謝量が高くなる。
逆に、血中のレプチンの濃度が下がると、満腹感はなくなり、エネルギーの代謝量は低くなる・・・これが食欲のメカニズムということだね。

ハーバード大学、スタンフォード大学、コロンビア大学などの複数の大学の研究によっても、睡眠不足は明らかな体重増加の原因になることが報告されているし、マウスを使った実験でも、体内時計が狂っているマウスは、正常なマウスに比べてレプチンの濃度が低く、太りやすいことが立証されていることから、睡眠不足・・・つまり、起床や就寝時間が一定しない不規則な生活では、肥満につながりやすいことは確かなようだ。

最近食欲が旺盛になってた、すぐ空腹感を覚える、体重やサイズは余り変化してないが太った様な気がする、歩くだけで息苦さを感じる、呼吸が浅い・・・などなど、それは肥満の前兆の睡眠不足状態かもしれないよ。

起床時間を固定し、朝屋外の光をしっかり浴びて体内時計をリセットすることは、睡眠不足解消の始めの一歩だね。

 

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