朝型人間は本当にいいのか?

朝型人間は本当に得か

夜型人間、朝型人間、どっちがいいのか?

結論から言えば、夜型人間、朝型人間どちらでもいいとオレは考えている。要は睡眠の目的である「翌日への蘇生」が完了してること・・・つまり目覚めがすっきり気持ちよく起きられていれば、まずは問題ないと言っていいのではないだろうか。
夜型人間、朝型人間・・・思考や作業効率から言えば、どちらが良い悪いはあるかもしれないが、それが自分の生活スタイルになってしまっていれば、睡眠状態を必要以上に心配することはないと思う。

研究者レベルの結果では、朝型の方が効率がいいとあるようだが、交感神経・副交感神経の働きを考えれば、身体を動かす仕事は午前中から昼過ぎくらい、頭や感性を使う仕事は夕方前から夜くらいの方が気持ちの乗りがいい・・・身体の精神状態に沿っているからだよね。
仕事内容によって向き不向きの時間帯があるわけで、仕事をひとくくりにして朝がいい、夜がいいという事はリアルではないと思う。

しかし、夜型人間の方が睡眠に対して不安があるようだね。例えば夜勤や飲食業のように昼夜逆転生活が慢性化していると、TVや雑誌の睡眠情報に不安感をあおられることになってしまう。睡眠についての情報はほとんど朝型だから。

環境によって体内時計も変化する

半年が白夜、半年が闇の環境である北極圏のトナカイは体内時計がないそうだ。動物は自分が置かれた環境で生き抜くために体内時計すら壊して環境適応しようと変化させる。ヒトも動物である以上、自分の環境に順応するように体内時計も変わっているはずだね。だから、今の生活リズムが長期間慢性化していれば、大きな問題はないと考えていいと思う。

ただ、時々夜勤とか週に何度か昼夜逆転という生活になると睡眠だけでなく身体にいろいろ問題が生じる可能性があるだろうから、看護師、介護士、大学生、フリーターの方の睡眠状態は気をつけた方がいいね。できるだけ短期間にどう自分に必要な睡眠の量と質の帳尻を合わせるのかが大事だ。

朝型でも夜型でもなく、睡眠は自分型をしっかり作るということが懸命だね〜。そして目一杯「昼活」をする・・・これが自然というものだ。

歳を取れば、否応無しに朝型になる・・・今、無理して朝型人間を目指さなくてもいいと思うよ、オレは。

 

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